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NMN

NMNとは

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NMNとは

【NMNとは】

β−ニコチンアミドモノヌクレオチド(β-nicotinamide mononucleotide: β-NMN)は、体の中の細胞が活動するために欠かせない補酵素ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(Nicotinamide adenine dinucleotide: NAD)の前駆体で、あらゆる生物の細胞の中に存在しています。本来β-NMNは、ビタミンB3などを材料として体内で自然に生成される物質ですが、加齢に伴い体内での生成能力が減少していくと考えられています。

【NMNの歴史】

2011年、米国ワシントン大学(ミズーリ州、セントルイス)発生生物学部門・医学部門教授の今井眞一郎博士を中心としたチームにより、医療界を大きく発展させるβ-NMNという物質の存在とその驚きの効果が報告されました。現在もβ-NMNについて世界中で研究が続けられており、その研究成果は非常に多くの注目を集めています。

【NMNの臨床研究】

・経口投与の安全性を確認(広島大学、ミライラボバイオサイエンス株式会社)
『ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の長期摂取による影響の評価』

・糖尿病傾向が改善(米国ワシントン大学)
『Nicotinamide mononucleotide increases muscle insulin sensitivity in prediabetic women』

・有酸素運動能力が向上(中国広州体育学院)
『Nicotinamide mononucleotide supplementation enhances aerobic capacity in amateur runners: a randomized, double-blind study』

・睡眠の質が向上(筑波大学、三菱商事ライフサイエンス株式会社)
『Effect of 12-week intake of nicotinamide mononucleotide on sleep quality, fatigue, and physical performance in older Japanese adults: a randomized, double-blind placebo-controlled study』

・筋力が向上、NADが増加(東京大学、富山大学、ほか)
『Chronic nicotinamide mononucleotide supplementation elevates blood nicotinamide dinucleotide levels and alter muscle function in healthy older men』

・点滴投与の安全性を確認(株式会社StateArt、兵庫医科大学、ほか)
『Intravenous uptake of NMN is safely metabolize and increases NAD+ levels in healthy subjects』

・実施中(東京銀座ウェルネス&エイジングクリニック)
『健常人へのニコチンアミドモノヌクレオチドの点滴投与における影響の評価』

・実施中(東京大学、ミライラボバイオサイエンス株式会社)
『高齢者に対する高用量ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)の加齢に与える影響に関する無作為化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験』

【絶対純度】

信頼度の高い純度の試験方法として「原料中に検出された全ての物質のうち、β-NMNの割合が何%であるか」を測定することが可能です。
この絶対的な測定方法による純度表示を行うことが、弊社の純度表示に対する考え方です。

【相対純度】

一般に試験機関が純度検査を行う際は、「基準となるNMN原料」を純度100%とした場合の相対値に過ぎません。また驚くことに、「基準となるNMN原料」は、製造業者自身が持ち込むことができ、その絶対純度は開示されていないのです。

【不純物について】

NMNを扱っている4社のNMN原料の中に含まれている不純物がどのような物質であるかを解析する試験を行いました。
純度分析をした時と同様にまずはLC-UV法で分析し、その際に不純物として検出可能な分離ピークを質量分析法(MS法)で解析して不純物の成分を同定する手法により調べ、その結果、弊社のβ-NMN原料には、わずかに含まれる不純物として「ニコチンアミド」のみが検出されました。

【完全β-NMNについて、光学異性体の危険性について】

光学異性体とは?

NMNには、分子構造の異なるα-NMNβ-NMNの2種類が存在します。α-NMNは、分子を構成する部品(原子)の種類と数はβ-NMNと同じですが、その原子同士のつながりの向きが異なっている部分があるため別の物質であり、α-NMNはβ-NMNの光学異性体と呼ばれます。

α-NMNとβ-NMN

本来、私たちに必要なNMNはβ-NMNです。
β-NMNは人体でも生成されますが、不必要なα-NMNが生成されることはありません。ところが、コスト削減のために安易な化学合成によって製造されたNMNには、高い確率でα-NMNとβ-NMNが混在します。

α-NMNの混在しないβ-NMNは、極めて精密な製造工程を通じてのみ製造されます。
その分製造にかかるコストも高額となり完全β-NMNは高価で貴重なものなのです。本来人体で生成されないα-NMNは、人体にどのような影響を及ぼすかはまったく不明です。危険な事に、α-NMNはβ-NMNとは科学的には真逆の働きをする可能性も否定できません。

 

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